高木浩光氏のWinnyへの怨念

前から思ってたけど、なんなんだろう、この人の尋常ならざるWinny*1への憎しみは。ときおり根拠らしく述べる内容は、どう見ても「nyは絶対悪」の結論ありきの後付的な臭いがする物ばかり。 単なるアスペ性の粘着(によるバランス欠如)なのか。単なる成人型…

do記法でArrowを使いこなす基本メモ

3分で解るHaskellのArrowの基本メモ - よくわかりませんで残ったdo記法。Arrow syntaxと7.17. アロー記法を読んで理解したつもりのメモ。 感覚的には、Monadのdo記法と同じ。違いは、 Arrowを作る予約語「proc」を先頭で使う。感覚的には「(proc x->○△□)」は…

MonadとArrowの関係。

昨日のArrowのエントリで MonadもArrow(に出来る)…みたいだけど詳しい事は書いてなかった。 と書いたけど、手っ取り早く、GHC6.6.1のControl.Arrowのソースを見てみた。 要は、モナド自体じゃなくて、モナドの>>=の右辺に渡す b -> m c m b って書くけど、…

3分で解るHaskellのArrowの基本メモ

日本語でArrowの説明があまり見付からなかったので、Haskell/Understanding arrows - Wikibooks, open books for an open worldを読んで理解したつもりのメモ。オリジナルの図を見ながらだと分かりやすいかも。誤り・間違いなど、乞うご指摘。 b->cな関数をA…

Haskellの継続モナド(Continuation Monad)を理解するポイント

モナドのすべての継続モナドのところが簡潔で、概念とかもあまり明示的に説明してなくて理解に苦労したので、ポイントをメモ。誤りなど、乞うご指摘。 newtype Cont r a = Cont { runCont :: ((a -> r) -> r) } instance Monad (Cont r) where return a = Co…

茂木健一郎氏をdisってみる。

確かに fashionable だ。しかし私としては、例えばヤリイカを飼うためだけに五年間苦悩し続けた松本元の方こそ本物に思えてならない。少なくとも池谷裕二を読んだ時に感じた、「科学の現場を作る人」という印象を茂木健一郎から受ける事はなかった。 404 Blo…

「Googleに言語の力の序列を訊いてみた」のおまけ

COBOLなどの検索元自然言語比較(下の表)を見ると、やはり、日本はレガシーが特異的に多く残っているんだろうか。 Java,COBOLでの検索元地域比較をみると、インドはガチで「今」の商売言語に取り組んでるという事だろうか。 Haskellなどでの地域比較をみる…

Googleに言語の力の序列を訊いてみた

緑:fortran 青紫:cobol 橙:prolog 水色:haskell 朱:erlang FORTRANとCOBOLは根強い。やはり、歴史と実績は重要なのか。 言語の力と言えば肝心のこいつを入れてみなければ。 緑:fortran 青紫:cobol 朱:lisp ←★ 橙:prolog 水色:haskell Prologとほぼ互角。自分…

Emacsのhaskell-modeでGHCi使用時にC-c C-rで編集中ソースのバッファに居続けるパッチ

EmacsのHaskell Modeでは、C-c C-rすると、GHCiのバッファにカーソルが移ってソースをGHCiでリロードする。その場ですぐ色々試したい場合はそのままでいいけど、自分はこまめにエラーチェックのつもりでC-c C-rするので、カーソルはソースバッファに戻って欲…

Emacsのhaskell-modeでGHCi使用時にエラー行だけじゃなくエラー箇所に飛ぶパッチ

Haskell Modeでは、C-c C-rやC-c C-nでエラーの行に飛んでくれるけど、どうせなら行頭でなくてエラーの桁まで飛んで欲しい。パッチというほどの修正じゃないけど。 --- haskell-ghci.el.orig 2006-05-18 07:03:25.000000000 +0900 +++ haskell-ghci.el 2007-…

3DのGUIがギミックの壁を越えられない理由と突破口

たしかにスゲー!。感覚は面白い。 これを使えば関連あるファイルを積み重ねていったり、今作業中のものは目立つところに配置したりといったことができる。あたかも本当の机で書類をあちらこちらに動かしているような感覚だ。 本物の机の上で作業するような…

Second Lifeが抱かせた、言い様のない期待感の向こう

さすがユカタン、スバッと書いてくれた。思い出してみれば、SLが話題に出始めた頃、「Habitat*1が3Dになっただけじゃん?」とスルーしていた。しかし、あれよあれよという間にそれ系の誰もが認める寵児であるかの様になっていき、自分も最初の直感なんて忘れ…

趣味プログラマがプロで仕事するために足りないもの

ことプログラミングの世界においては、その実力は圧倒的に趣味プログラマのほうが、底辺から並にかけてのプロなんかよりも遥かに上と断言できます。もしあなたが、自分の実力は現場で通用するのかと悩めるプログラムが趣味の高校生であれば、断言してあげま…

人間力ゼロ

これはひどい。 私の知り合いにマンション業界のトップ・セールスマンであるY氏がいます。 (略) 彼いわく営業力とは、彼の全人生で培った人間力そのものであり、お客様に好かれるためには、上司に好かれ、同僚に好かれ、部下に好かれ、家族に好かれ、友人…

噛み合わない議論の生産性 池田氏のチョムスキー叩き叩き叩き叩きについて

これ(引用者注:3つ目の引用部)を最低の逃げとしてめちゃくちゃに叩いてる。なんで? ここで言ってること自体は別に至極まっとうじゃないの。 そうじゃなくて、この議論の問題は、ここでもまた議論が噛み合っていない事。 よくわかりません 私の答えは、『…

池田氏のチョムスキー叩き叩きについて。男はみんな珍走団

生産性に関する自己ブログのコメント欄で語るに落ちていた後、引き続きなぜかチョムスキー批判を突っ込まれていた池田氏。 廃星blog:池田氏のその後 池田氏は、単に「いつでもバリバリ、アクセルベタ踏み!!ブレーキ?何それw」系、というだけだと思う。…

経済学を学ぶことの有害性

山形vs池田は、池田氏の単なる誤読で片が付いた。しかし、気になることがある。池田氏支持派に経済学を囓っていそうな者が多かった事だ。 「賃金格差」と言ったとき、限界生産性の点の説明を想起するのが「経済学的に定番」の発想なのだろう。 それゆえ、ド…

山形vs池田 議論としてみると。

池田氏のブログにコメントしたけど、掲載して貰えなかった。収束したようだけどまだ余韻があるようなのでここに。この記事のTBは受け入れて貰えるのかな?(だめでした) 議論の枠組みでは山形氏の勝ち 議論の大枠としては、山形氏と池田氏が、同じ現象を別…

UI、ファイルシステム、プログラム・アプリ

http://www.youtube.com/watch?v=M0ODskdEPnQ を見て。 GUIはメタファ。人間寄り。人間の認知能力中心。対して、CUI(+"すべてはファイル")は、人間にはもっと妥協して貰って、柔軟な組み合わせを可能とする事で計算機の本来のパワーを活かす。 ファイル管理…

技術にアレな活用法がある件

Google Code Search のアレな活用法が続々とGoogle Code Searchに問題あり!というニュアンスが微妙に漂う。はてブのコメントも含めて。 本来は、非公開のソースを公開する奴が悪いし、セキュリティホールがあるコードを書く奴が悪いんだが。そうは言っても…